為替予想
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16年12月26日 / 山口 哲也

今週の経済カレンダーと為替相場の注目点(12月26日~12月30日)

下のグラフは12月23日の終値と12月16日の終値を利用して計算した先週の円に対する主要通貨の騰落率を示したものになります。

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先週は日本円、南アランドを中心に対米ドルでユーロやスイスFなどが買い戻され、英ポンド、豪ドル、加ドル、NZドルが売られる展開となりました。

注目されていた19日-20日にかけておこなわれた日銀金融政策決定会合では市場予想どおり日銀は金融政策の現状維持を決定。

英ポンド安は、メイ首相が欧州連合(EU)離脱交渉について来年初めにさらなる情報を提供する考えを明らかにしたことや英国の経常赤字の拡大などが要因。

ちなみに、国内大手証券会社は英ポンド/米ドルが2017年末に向けて1.18米ドル(先週末現在1.2275米ドル)に向かうと予想しています。

 

なお、今週は以下のようなスケジュールになっています。

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【クリスマス休暇で年末は流動性低下】

今週は目立った経済指標は無く、海外勢はクリスマス休暇に入り年明けまでは流動性が低下するため、突発的なニュースが無ければ、主要通貨を中心に低ボラティリティな値動きになりそうです。

 

【CFTC建玉明細とハードカレンシー】

先週末にCFTCが発表した12月20日終了時点でのシカゴ通貨先物のネットポジション(買いポジション-売りポジション)は、

 日本円 75,449枚のネットショート(先週末比-12,020枚)

 ユーロ 78,045枚のネットショート(先週末比+9,468枚)

 豪ドル 3,941枚のネットロング(先週末比-9,532枚)

 NZドル 6,953枚のネットショート(先週末比-3,251枚)

 英ポンド 59,350枚のネットショート(先週末比+12,993枚)

 スイスF 7,110枚のネットロング(先週末比+32,398枚)

 加ドル 11,754枚のネットショート(先週末比+10,115枚)

となっています。

特に、豪ドルは買いポジションが縮小、売りポジションが拡大しネットポジションは辛うじてロングながらトレンドはネットショートに向かいつつあること、また、NZドルはネットショートが拡大していること、逆にスイスフランはネットショートからネットロングになってきていることなどに注目しています。

 

【今週の主要通貨ペアの予想レンジとトレンド】

今週の主要通貨の予想レンジとトレンドです。仕掛け作成の上で参考にしてください。

 

なお、予想レンジは週足のPIVOTを利用して算出しています。トレンドは200日移動平均線と一目均衡表から上昇トレンドなら「↑」、下降トレンドなら「↓」で示しています。(先週から変更があった箇所は黄色い網掛け表示)

(PIVOTの算出、200日移動平均線と一目均衡表の判定は東京金融取引所くりっく365の為替レート及びチャートを利用しています。)

 

 

今週の米ドル/円予想についてはこちら

今週の主要通貨予想(米ドル/円以外)についてはこちら


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