為替予想
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17年01月10日 / 川合 美智子 氏

ユーロ/円:レジスタンスは124.50-60、サポートは121.00、レンジブレイクに注意!

(分析)

ユーロ/円は、日足が122~124円ゾーンで揉み合い状態が続いていますが、10/21に付けた112.61を起点とするサポートラインの下値抵抗が121.30-40にあり、これを下抜けて終えるか、121.00割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い状態にあります。

一方で12/15に付けた124.10を直近高値として上値を切り下げる流れからも上抜けきれておらず、124円台に日足の実体を戻すか、124.50-60の上値抵抗をクリアしない限り、上値も抑えられる展開が予想されます。

しかし、値動きの収縮が見られることから近々に一方向へ抜け出す可能性にも注意が必要でしょう。

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日足の上値抵抗は123.70-80、124.00-10に下値抵抗は121.30-40にあります。21日移動平均線は122.59にあり、若干上抜けていますが"ダマシ"の範囲内です。120日、200日線は116.50と118.15に位置しており、中期トレンドをサポートしています。

 

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一方週足は、2週連続して実体の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げていますが、いずれも上昇余力に乏しいものです。

反落の可能性にも注意が必要ですが、週足ベースで見た強い下値抵抗が121.80-00に出来ており、これを割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。

但し、121.50割れで越週した場合は下値リスクが点灯、一段の下落に繋がり易くなります。

この場合でも、2014年12月に付けた149.55を起点とするトレンドラインからは上抜けた位置で推移しており、この下値抵抗が118円台前半にあることから118円割れで越週しない限り、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。逆に124円超えで越週するか124.50-60の抵抗をクリアした場合は125~127円ゾーンにある一段と強い抵抗をトライする動きが強まり易くなります。

週足の上値抵抗は123.80-00に、下値抵抗は118.10-20にあります。31週、62週移動平均線は116.51と121.72にあり、両者を上抜けた位置にありますが、121.00割れで越週した場合は下値リスクが点灯します。

一方月足は、12月足が値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性を残して越月しましたが、月足の上値抵抗である123.10-20を上抜けきれずに終えており、上値を追い切れずに反落に転ずる可能性にも注意する必要があります。

また、31ヵ月移動平均線が129.51に位置しており、長期トレンドが強いわけではないので、ユーロ急伸にも繋がり難いと見られます。しかし、この12月足が、2014年12月に付けた149.55を起点として上値を切り下げて来た流れからは頭一つ上抜けた位置で越月しており、この月足の下値抵抗が118.50-00にあることから、118円割れの越月とならない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。

また、125.50超えで越月した場合は、長期的なポイントである129~130円をトライする動きに繋がり易くなります。逆に118円割れの越月となった場合は、12月の陽線が"ダマシ"であった可能性が高くなり、110円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなります。1月足の上値抵抗は128.20-50に、下値抵抗は118.50-00にある。

ポイント&フィギュアの200ポイントリバースチャートは12/19に122円割れを見て下方向へリバース中ですが、121.00まではニュートラルな状態を維持、120.50割れで下値リスクが点灯します。逆に124.00超えで上方向へリバースしますが、124.50超えでユーロやや強気に変化します。

 

(戦略)

今月の戦略は、122.00-10で押し目買い。損切りは120.90で一旦撤退です。ユーロ売りは123.70-80で戻り売り。損切りを浅くするなら124.10、深い場合は一段の上昇の可能性が点灯する124.60で撤退です。


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