為替予想
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17年02月06日 / 川合 美智子 氏

ユーロ/円;揉み合いから抜け出せない 124.50超えか120.50割れを見た方向へ

(分析)

【ユーロ/円 日足チャート】

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ユーロ/円は、直近の日足が値幅の小さいものとなり単体では上昇余力に欠けるものですが、121.00-10の下値抵抗も守っており、121~123円を中心とする揉み合いからも抜け出していません。

上値を切り下げていることや、10/21に付けた112.61を起点とするサポートライの下で推移していること、この上値抵抗が124.00-10にあることや、1/17に付けた120.55を直近安値として下値を切り上げて来た短期サポートラインを下抜けており、この上値抵抗が122.70-80にあることから、日足は下値リスクがより高い状態にあります。

短期トレンドは121.00割れで下値リスクが点灯、120.50割れを見た場合は下落余地更に拡がり易くなります。逆に124.10-20の抵抗を日足の実体ベースで上抜けるか、124.50-60の抵抗をクリアした場合は、揉み合いを上抜けて一段の上昇に繋がり易くなります。

21日移動平均線は121.97にあり若干下抜けていますが、ダマシの範囲内です。また、120日、200日線は117.82と117.90に位置しており、中期トレンドをサポートしています。

 

【ユーロ/円 週足チャート】

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一方週足を見ると、前週の上昇分を打ち消す陰線となり、下値リスクがやや高くなっていますが、現状は121.00-10の抵抗も守っており、揉み合いの域を抜け切れていません。

しかし、揉み合い商状が長く続いていることから一方向へそろそろ抜け出す可能性にも注意が必要でしょう。

124円超えの越週で一段の上昇へ、逆に120.50割れで越週した場合は117~118円方向への一段の下落に繋がり易くなります。

週足の上値抵抗は123.30-50に、下値抵抗は120.40-60にあります。

31週、62週移動平均線は117.19と121.29にあり、中期トレンドはユーロ強気を維持していますが、62週線に絡み始めており、一方向へ動き出す可能性に注意が必要です。

 

一方月足は小陰線で終えていますが、下げ余力の強いものではなく、反発に転ずる可能性を残しています。

また2014年12月に付けた149.55を起点とするレジスタンスラインの上で推移しており、この下値抵抗が116円台にあることから、短期トレンドが変化して一段の下落に繋がった場合でも、月足の終値ベースではこれがサポートして働く可能性があります。

一方で上値も、31ヵ月移動平均線が128.95に位置していることから、揉み合いを上抜けて一段の上昇に繋がった場合でも130円超えで越月しない限り、本格的なユーロ上昇にも繋がり難いと見られます。2月足の上値抵抗は123.30~123.80に、下値抵抗は116.50~117.00にあります。

ポイント&フィギュアの200ポイントリバースチャートは1/27に123円超えを見て上方向へリバース中ですが、123.50までの上昇はニュートラルな状態、124.50超えでユーロ強気に変化します。逆に121.00割れで下方向へリバース、120.50割れで一段の下落リスクが点灯します。この場合のサポートは117.00~117.50、115.00~114.50となります。

 

(戦略)

今月の戦略は、ユーロ買いは121.30-40で押し目買い。損切りを浅くするなら120.90、深い場合は120.40で撤退です。これが付いた場合は戻り売り方針に転換です。ターゲットは118.00割れ。ユーロ売りは122.80-90で戻り売り。損切りは浅い場合で124.10、深い場合は124.60で撤退です。これが付いた場合はユーロの押し目買い方針に転換です。


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